私の照明デザインの源は「五感」を意識し、行動することから始まります。
全身で感じて記憶に残る感覚は、頭だけで考え理解した知識とは異なる場
所にストックされます。
目で、耳で、口で、鼻で、手足で得た感覚や養われた感性は、デザインを生み、カタチへと
、孵化(ふか)させる源となっています。
そして混鈍としたこの世界の中で、とても信頼できるデザイン羅針盤(直観力)となります。
いわばデザイン感覚を呼び覚ますを目的として「感じる」をカタチに五感アートを気
のままにスケッチしています。
五感の空間履歴書
☆音楽のリズムを感じるまま空間を描く
・曲の強弱によって、時には大きく時には小さく、自由にイメージ
身体を音楽のリズムにのせることが大切です。
あたかも指揮者がダクトを振るように、音を負わせて手を動かす。
・曲を聴いて描いた作品から特徴的な部分をトリミングして枠に貼り、空間をイメージ
☆香りから連想する色のイメージ空間
・記憶に残っているのはどんな香りか
その記憶お思い出す時に、香りとともに情景も浮かんでくるはず
香りから連想する色やコトバ、それに伴う空間をイメージ
☆味と空間の関係
・食事で感じた事柄をMemo欄に記入する時は、単に美味しいかマズイか
ではなく、味からイメージ
できるキーワード(食材が育てられた場所を想像してみるなど)を挙げた空間をイメージ